特集(柔道整復が果たす役割)

国民の健康を守るために「柔道整復」が果たす役割
小泉内閣は経済社会の構造改革に関する基本方針(骨太の方針)の柱の一つとして医療制度の改革を提唱している。規制緩和の動きは近代西洋医学だけの枠にとどまらず、柔道整復をはじめとする日本古来の伝統医療を巻き込んだ大きなうねりとなることが予想される。国民の健康、安全を守るため、新世紀に柔道整復が果たすべき役割は何なのか。今後の課題や展望について厚生労働省、日本柔道整復師会代表、識者らに語ってもらった。(文中・敬称略)

出席者(順不同)
東海大学教授 武見敬三氏
医事評論家 水野 肇氏
日本柔道整復師会会長 原  健氏
厚生労働省医政局医事課長 中島正治氏
日本柔道整復師会常務理事広報部長 小合洋一氏 (司会)

※2001/09/27 山陽新聞 特集より転載


柔道整復師とは

 厚生労働大臣の指定した柔道整復師養成学校において三年以上柔道整復師になるための知識、技能を修得し、国家試験を合格して厚生労働大臣から免許を受けた者。打撲、捻挫、挫傷のほか医師の同意があれば骨折、脱臼の施術ができる。一般には整骨院、接骨院として開業している場合が多い。全国の柔道整復師は二万九千八十七人(一九九八年末現在、厚生労働省調べ)、うち日本柔道整復師会には現在一万五千三十六人が加盟している。
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